アマゾンの電話を使ったユーザサポート

バッファローのルータを返品してから数日後の本日、「返金します」のメールをアマゾンから受け取ったが、金額がちょい少ないのでは?と疑問に思い問い合わせしようと思った。
一般の企業の製品サポートでは、フリーダイヤルか有料問い合わせ電話(携帯だとこっちがまだまだ多い)、最近よくあるチャットによるサービスがある。
しかし、アマゾンのサポートサービスの一つには、Webに自分の電話番号を入力して、即コール(または5分以内コール)してくれるものがあった。非常に便利。ユーザに電話代が掛からないから。
と、よく考えてみるとこれって、NECでWebOTX SIP Application Serverを担当していたときに、SIPサーブレットを使用した典型例だと思い出した。SIPサーブレットなら、この単機能だけなら容易にできる。まず、コールセンターの人にSIP APサーバからTELして、コールセンターの人の電話をUser Agentの1番目とし、繋がったら今度は自動的にSIP APサーバからお客さんの電話にUser Agentの2番目としてつなぐ。あとは、SIP APサーバのプロクシありでもなしでもどちらでも、お客さんとコールセンターの人は会話ができる。SIPはIPなので、公衆回線に接続する場合には、IPに対応したPBXが必要になる。

開発者だと、「こんなのできてあたりまえじゃん」と言うのが、実際にサービスを使って見ると「おお!なんて便利」と思ってしまうこともあるのです。
なので、これまで開発してきたアプリを棚卸しして、使えないと思っていたものを再考してみるのも面白いかも。

ちなみに、返金の金額には問題はなかった。他の製品と一緒の注文だっとのと、キャンペーンが入っていたのと、時間指定の料金が入っていたので、ややこしくなっていただけ。まあ、アマゾンぐらいになると、単純ミスはないでしょうね。