illustrator CCスーパーリファレンス for Macintosh

図書「illustrator CCスーパーリファレンス for Macintosh」について

Photoshopは使ったことがあるし、ビットマップを扱うというのはシンプルで理解しやすいのだけれど、イラストレーター界ではよく使われるのだろうAdobe illustratorは、パスやアンカーなどを利用したベクトルデータを使用するので、私には非常にハードルが高かった。しかし、アプリやWeb画面を作成する上で、illustratorも抑えておいた方が良いだろうと判断して購入したのが上記の本。
内容は、純粋にillustrator CCの(わかりやすい)マニュアルになっている。何かを作り上げながら使い方を覚えるチュートリアルタイプの本ではなく、illustrator CCが持っている機能を一通り網羅するもの。なので、自分で何かのイラストを作成したいと思ったとき、「こうするにはどうすればいいのかな?」と思ったら目的の機能が探せる。
とりあえず、一通りの機能を使ってみて、illustrator CCが非常に豊富な機能を持っていることが理解できた。さすがプロも使うものなので、機能てんこもり。ここまで本当にいるのか?と初心者の私は思ってしまうぐらい。

今回購入した本は、「for Macintosh」だが、「for Windows」もあるので、購入する際には注意。また、本の中で使用されているサンプルデータは、Webからダウンロード可能となっているが、MacでそのまんまZIPファイルを解凍すると、ファイル名が文字化けするので、SJISファイル名に対応した解凍ソフトを使用すること。

ちなみに、私が使用しているAdobe Creative Cloudは、Canada留学中に契約したStudent版なので、英語版。そのため、本に書かれている日本独自の機能が一部なかったりするが、本の数カ所なので、illustratorを理解するには全く障害はない。本を読みながら実践中は、日本語で書かれている項目名(ツール名やパネル内の項目名とか)が、英語版だとどの項目名なのか訳しながらになる。ただ、そんなに難しい英単語使ってないので、英語版を使用している人でも問題なし。

機能を詳しく説明していると言う点で、本の評価は高い。ただ、それ以上のものではないので、評価は
★★★☆☆
になる。

余談:すでにCanada留学を終えて学生ではなくなっているのだけれど、Adobe Creative Cloudの契約は1年更新で、まだ契約期間中なので使用してよい。また、卒業してからも「1年間はつかってよいよ」と購入時にAdobeの人にChatで確認したので、まだまだ使える。商売で使いはじめたら、ちゃんと適切なタイミングで、日本語版に更新する予定。