Xcodeプロジェクトで、.gitを変んなところにつくってしまったときの対処

Xcodeプロジェクトディレクトリの上位ディレクトリに間違って、git initでリポジトリを作ってしまった。それで実害があるわけではないのだが、
同じディレクトリ階層にある他のプロジェクトと一緒のリポジトリとして扱われるので、再度当該のプロジェクトディレクトリでgit initした。
するとXcodeのSource ControlのWorking Copiesには二つ目が入るのだが、ファイルをcommitしようとするとかならず最初に作っていた上位ディレクトリのリポジトリに入れようとする。そこで、上位ディレクトリの.gitを消してみた。すると、Working Copiesは、当該ディレクトリの一つになったのだが、相変わらずコミットしようとすると、宛て先なしになる。XcodeのFile Inspectorを見てみると、Source Controlのところが変わっていなかった。
そこで、プロジェクトのディレクトリから、古いリポジトリ名を持っているファイルがないか

find . -type f -exec grep “ブランチ名” {} \;

で探したところ、

Binary file ./プロジェクト名.xcodeproj/project.xcworkspace/xcuserdata/アカウント名.xcuserdatad/UserInterfaceState.xcuserstate matches
となった。バイナリファイルなので、どうしようかとおもったが、Xcodeを終了し、一応コピーをとってからファイルを削除し、Xcodeを起動したところ、File Inspectorが新しいリポジトリを示すようになった。コミットも、リモートへのpushも問題なし。他のマシンで、pullしてもちゃんとコミットしたファイルが取れた。

めでたしめでたし。