フィリバスターが使えない日本の国会

昨日の参議院での安保関連法案の特別委員会で、委員長不信任動議が出されたあと、審議の際に野党の議員が40分程度の演説を行った。原稿なしで40分喋るのは、上手・下手が分かれる。

テレビを見ていて気になったのが、なぜ40分ぐらいで終わるのか?
米国議会の場合の、古い映画の「スミス都へ行く」やTVドラマのザ・ホワイトハウス(The West Wing)でも出てきた、長時間の演説「フィリバスター(議事進行妨害)(私はフィルバスターだと思っていた)」がなぜできないのか?Google先生に聞いてみると、日本では委員長の職権で発言時間を制限できるのだと。それは残念。だれか猛者がいて、数日演説し続けたりはできないわけね。

余談:ザ・ホワイトハウスでは、発言者の議員が料理本などを読み続けていたような記憶がある。発言中は、中断することはできないし、他者が割り込むこともできない(ただし発言者が許可するれば可)、座れない。
「スミス都へ行く」は、中学生のとき、NHKで見て感動した。