インドアテニス時着用のメガネを変えてみた

テニス雑誌の「スマッシュ」2015年12月号にNXTレンズの記事が載っていた。記事は目の保護についてがメインだったが、私が注目したのは、曇天、ナイター、インドアで、ボールが楽に見えるようになるという部分。度入りのハイコントラストレンズにすることで、見やすくなるものがある。ただ、記事で曇天用に採用されていたのは、赤色の入ったいかにもサングラスだったが、私は色を可能な限り入れたくない。そこで、そのようなものがあるのか、記事にあったレンズICRX NXTのホームページから取り扱っている店を探して、一番近かった「ミナミメガネ」に行ってみた。

お店のご主人もテニスをやっている方で、こちらはスポーツ度入りサングラスは素人なので、基本的に教えてもらうばかり。

実際のところ可能な限り無色だとコントラストを上げてテニスのボールを見やすくするのは無理。ライトの光の拡散は抑えられる。
まだ、試していないが、インドアでも結構日光が入る場合があり、日光の当たる空間と影の空間をボールが通ってくると一瞬ボールを見失うことがあるが、無色に近くてもサングラスなので、その点は改善が期待できる。

当初の趣旨と変わってしまったが、コントラストを上げるのは諦めた。
これまで使用していたNIKEのスポーツフレーム+普通の量販店で買った曲面レンズでは、視野を全てはカバーできないので、可能な限り視野を覆うメガネで検討となった。

結局、近視や乱視の状態、カーブの大きさなどの条件があったので、

フレーム: Oakley FLAK JACKET (ASIAN FIT) SKU: 03-881J
レンズ: Kodak SportMax

の組み合わせになった。

完成品が以下。ブルーのレンズを入れてあるが、この程度なら目立たない。所用日数は、12日。
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さて、一度テニススクールのレッスンで着用してみた結果だが、死角はなくなった。レンズの度数も以前のNIKEと変わらないので、違和感も少ない。難点としては、死角を少なくしている関係で、レンズ下部と頬がほとんどくっ付いているので、口角を上げると頬の肉が上がって、レンズに当たりメガネが持ち上がる。結構練習中にも楽しんでやってると笑うので頬が動く(顔に肉はそんなについてないですが)ので、メガネが浮く。実際には前方に移動している感じ。フレームによる頭の後ろ部分のホールドが弱いためか。フレームは手で曲げることはできないので、そのままでは練習時に都合が悪い。
そこで再度購入したメガネ店に相談すると、スポーツフレームで、通常のメガネのように耳の部分でホールドする、シリコンのパーツを紹介された。そこで早速購入。お店の人は、片方でも十分ということだったが、部屋で付けていると安定感が弱い気がしたので、左右とも付けた。

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さて、シリコンパーツを付けて、二回目のテニスレッスンを受けてみた。最高気温は15度、午前中(多分13度ぐらいか)だったが、冬の通常のウェアでちょうど暑くも寒くもないくらい。メガネホールドのおかげで、今回はメガネがずれることもなかった。また、メガネホールドはシリコン製なので、メガネを付け外しするときに、メガネを顔から前にそのまま引っ張ってもホールドが曲がってメガネを簡単に外せるし、付けるときにも顔に水平にメガネを押し込めば良い。

メガネ自体の難点としては、これはこのメガネに限ったことではないが、汗が流れると視界が不鮮明になる。なのでハンカチをポケットに忍ばせて適宜拭いていたが、それだと曇り防止に吹き付けた液体も拭き取ってしまう。悩ましいところ。毎回必ずメガネに汗が流れることは一回はある。一応ヘアバンドを三つ持っていて、汗かいたら取り替えているが間に合わない時がある。もう少し、汗が目に流れないヘアバンドを購入するつもり。

本日のテニスコートは、インドア照明使用せず、晴天、ただし日光は入らずだったが、メガネを付けているとやや暗く感じるがプレーには支障がない。と、いうわけで、テニスをインドアで行う場合にも、目を覆うタイプのメガネとレンズはオススメです。オークリーは、ちょっと値段が高いのが難点。スポーツ用に曲面をつけたレンズも高い。