大学入試センター試験でのTOEIC,TOEFL iBT採用検討について

ちょっとビックリのニュースを見たので感想を書いてみたくなった。
産經新聞の報道によると、平成30年度以降に予定されている大学入試改革について、TOEICや英検などの英語資格試験を大学入試センター試験に活用する特例措置を、予定より前倒しして導入する方向で文部科学省が検討しているらしい。高校在学中にTOEIC780, TOEFL iBT 71などで高得点をとれば、センター試験の英語の得点を満点とする方針であるとのこと。まだ検討段階で、今後中央教育審議会で議論される見通しとのことだ。
以前、大阪府でTOEFL,IELTSを高校入試に活用と言うニュースがあったが、大学入試にも検討されるとは時代だなあ。

一応TOEICもTOEFL iBTも上記の点数以上なので、思わずもう一回大学受験してみたくなった。ちなみに、現在は不明だが、以前立命館大学のビジネススクールの入試では、TOEIC 730以上はペーパー試験免除で、面接のみだった。さらに余談だが、ビジネススクール卒業までに日商簿記3級に合格しなければいけなかったはず。

さて、本題の大学入試にTOEICやTOEFLを活用するというのは、「有り有り」と思う。色々な選択肢があってよいでしょう。一芸入試もあるぐらいだし。でも、点数をどう決めるかや、TOEICにSpeaking&Writingは要らないのか、とか考えちゃう。

学習図書としては、主催団体のETSオフィシャルも良いけれど、私はPrinceton Reviewの「Crackingシリーズ」が好き。と思って探してみたら、TOEFLは今年も出版されているが、TOEIC版は2003年以降出版されていないようだ。残念。日本の出版社がいっぱい出しているからかも。でも、多すぎてどれが良いのか迷うだろうな。

あら、TOEFLオフィシャル版はKindle版(上記)があるんだ。この手の本は紙の方が良いでしょう。いろいろ書き込みたいし。Kindle版は安いけど。