名探偵コナンの殺人犯の動機って軽薄過ぎ

もう10年以上も週刊少年サンデーで連載されて、テレビアニメも映画も好評の「名探偵コナン」ですが、どうもしっくりこない。殺人または殺人未遂の場合の犯人の動機が軽薄というか、一般人はそんなことで殺人はしないぞ、と思えるものが多いです。
全部の話を見ているわけではないですが、見た範囲では半分以上、動機が軽いです。例えば、ある話では、売れなくなってきた俳優に対してマネージャーが路線変更させようとして、それを嫌って俳優がマネージャーを殺すわけですが、普通の人ならありえないです。もともと殺人鬼とか、連続殺人犯で、理由もなにもなく犯罪を犯していたというなら別ですが、それまで普通の生活をしていた人が、安易な理由で殺人などしないです。特に、「名探偵コナン」のように子供も見ていて、一般の漫画であるならば、犯人は特殊な人間ではなく、殺人という行為に至った経緯が相当止むに止まれない理由でなければならないと考えます。できれば殺人でなく窃盗未遂ぐらいに抑えた方がよく、殺人でも、結局被害者は助かって未遂に終わるという方が良いです。

と、いうわけで、名探偵コナンを読むまたは見る時には、犯人がわかるまでは見ますが、その後の動機語りの部分になったらすっ飛ばすようにしています。